活動日誌について
今話題の科学情報やイベント、技術などについての話し合いや考察を、レポート形式でまとめて配信しています!学生ならではの視点でまとめているので、理系の知識が少ない人にも、解りやすく解説出来るように日々つとめておりますので、お気軽にご意見・ご感想を頂けますと幸いです!
close東京モーターショー2013から探る未来の車①
未来の車と社会昨年、東京ビックサイトで行われた「東京モーターショー2013」に、私、幾何伊明花が行って参りました。今回のレポートでは東京モーターショー2013に実際に展示された電気自動車の写真から未来の車の「かたち」を探ってみます。
はじめに
CONTENTS
1.画像で見る未来の車
2.実用化されている電気自動車
3.さいごに
1. 画像で見る未来の車
電気自動車とハイブリットカー
各メーカー、ハイブリッドカーから100%電気のみで走る自動車まで、様々な次世代の電気自動車の提案があった。画像で未来の車の特徴を探ってみる。
電気自動車(でんきじどうしゃ、electric car)とは、電気をエネルギー源とし、電動機を動力源として走行する自動車である。 引用:wikipedia 電気自動車
ハイブリッドカー(Hybrid car)は、エンジンと電気モーターの2つの動力源を持つ自動車。略称はHV (Hybrid Vehicle)。 引用:wikipedia ハイブリットカー
- 1 展示されていた電気自動車は、充電中の状態。充電コードは、充電スタンドから伸びている場合がほとんどだが、中には車から充電コードが伸びているものもあった。まだ規格が定まっていないのが伺える。
- 2 大型車の100%電気自動車は展示されていなかった。
- 3 電気自動車は、電池とモーターの組み合わせなので、デザインの自由度があがり、 面白いデザインの車もあった。車輪にモーターを組み合わせている例もある。
超小型モビリティ
軽自動車よりもさらに小さいサイズの1、2人乗りの「超小型モビリティ」と呼ばれている自動車も、何点も展示されていた。いずれも100%電気のみで走る車である。
- 1 電動なので、軽量・小型化が可能となり、省エネや環境面への配慮が期待されている。また、そのため様々なデザインの超小型モビリティがあった。
- 2 既に日本の公道で実証実験が行われている車体や、海外では既に製品化され公道を走っている物もあった。
- 3 国土交通省も超小型モビリティの開発・実装を促す為に、公道走行をより簡単な手続きで可能とする為の認定制度を2013年に創設している。
さらに小型のパーソナルモビリティ
上記の超小型モビリティよりもさらに小型で、人の生活に密着したパーソナルモビリティも展示されており、試乗することも出来た。
パーソナルモビリティ(Personal Mobility)とは、1人乗りの移動機器。セグウェイに代表される、先進技術を用いた電動車両を指す名称として定着しつつあるが、セグウェイの製品名にも使用されるパーソナルトランスポーター(Personal Transporter)や、搭乗型移動ロボット、マイクロEVなどの呼称も使用される。 引用:wikipedia パーソナルモビリティ
(上記項目で紹介した超小型モビリティもパーソナルモビリティである。)
- 1 人の行き交う場所に適応するサイズで、様々な施設やオフィス等、今までモビリティが入れなかった場所でも活用可能に。
- 2 実際に市販されている物や、日本で公道走行可能なものもあった。自転車や原付以外の移動手段としてパーソナルモビリティが公道を行き交う姿が見られるようになる未来も間近に迫っているのかもしれない。
2. 実用化されている電気自動車
中国を走る電気自動車
先日中国に行ってきたという知人に話を聞いたところ、中国の江蘇省では実際に公道を電気自動車が走っているそうだ。中国以外でもヨーロッパでは上記で紹介した超小型モビリティが市販され、公道を走行可能とのこと。
参考に中国の江蘇省で撮影された電気自動車の写真と、それと酷似した東京モーターショーで展示されていた電気自動車の写真を提示しておく。
- 1 軽三輪車は、コストダウンできそう。いかにコストダウンをはかるかも、今後の鍵かもしれない。
3.さいごに
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【関連対話】
未来の車と社会 001:「車」と「みらい技術」
未来の車と社会 002:燃料電池自動車に対する疑問
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